
GW開始前夜、電話が鳴った。高校の友達だ。
「山形さ帰る新幹線ば乗り過ごしたっきゃ~」
ということで翌朝落ち合うことになり早朝に中野駅へ向かう。天気は最高だ。
高校卒業して2年に1回くらいしか連絡をとってなく、会うのは実に8年ぶり。
8年ぶりだったが、特に違和感なく再開。久々に会っていろんな話で盛り上がる。
天気もいいし新幹線の時間までキャッチボールでもしようということになった。
友達は元野球部だけあってか、帰省のバックにうまい具合にグローブとボールが。(うますぎ)
さすがに8年も空いてたから会話は尽きることなく、文字通りの会話のキャッチボール。
僕らは山形市内の高校に行っていたのだが、少数派の市外から通いの田舎者。
そして山形には数種類の方言があるのだが、僕らが使用する方言は僕らが住む市の2市町村くらいしかなく
語尾に「にゃ~」(「だろうね」「だよね」の意)が付く。(マジです)
久しぶりにイントネーションと語尾が合い、2人は標準語という鎧を脱ぎ、
「そういえば田中なにしったべにゃ~」 投。
訳:そういえば田中さんはなにしてるんだろうね。
「山形さいだんじゃね?」 投。
訳:山形にいるんじゃない?
「みなさずっど連絡してねーがらにゃ~」 投。
訳:みんなにずっと連絡してないからね。
「んだずにゃ~」(もはや標準語のカケラもない) 投。
訳:そうだね~。
・・・と、中野の道端で「にゃ~」「にゃ~」とキャッチボールをしていた。(大真面目です)
東京の人にこの方言を言っても「なに?猫のつもり?」とか言われる始末。
東北の人にすら通じない方言全開で話してスッキリしつつ、時間も近づいてきたので
中野駅の改札で
「んだらまたにゃ」 「おう、んだらば」
と山形へ帰省していく友達を見送るのだった。
・・・よし、GW、計画的に仕事やっつけるぞ~!
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