猛暑の中、久々に恵比寿へ行ってきました。
前に先輩と後輩と一緒にビール飲みに行ったとき以来かも。
暑さの相乗効果でビールが飲みたくて仕方なかったですが
東京都写真美術館へ。
「世界報道写真展2010」
会期: 2010年6月12日(土)~8月8日(日)
http://www.asahi.com/event/wpph/
行ってきました。
個人的嗜好でもあるんですが、
写真は好きなんだけど、どうもグラフィックの作品やイラストに比べると力強さに欠けるというか、
普通に写真を撮れば、非現実的なものではなく現実的な物しかそこには写ってなくて
”写真は加工するもの”
正直、そういうイメージが頭のどこかにあり、
今回の展示は内容を調べずに会場へ行きました。
想像もしなかった展示でした。
イラク戦争の惨劇、テロによる被害、旱魃による動物達の被害、獣を喰う人間、自然界の本当の美しさなど・・・
写真の強さはある程度、理解していたつもりだけど、
”伝達”だけに限定するのなら映像で良いと思っていた。
けど、映像以上にその瞬間を伝える強さを持っているのは写真 だと。
イラストの強さは、非現実なものを描けることだと思ってて
写真でしか表現できない”強さ”や”表現力”ってのがあることを改めて思ったし
日本にいては感じれない衝撃の世界、血の流れる世界、綺麗な世界・・・
平和な国に住んでいる自分の最近の怠りや緩さを感じました。
いやぁ、すごいものが見れた・・・ と思いながら
帰りにビールを買って飲みました。うまし。